ext3フォーマットのパーティション分割されたEBSを拡張

全然ブログ更新してな・・・
お久しぶりですzabbioです。
一ヶ月くらいブログさぼっていましたので、改めて・・・
新年明けましておめでとうござい・・・

早速ですが、ext3フォーマットのパーティション分割されたEBSを拡張する方法でございます。
Cloudpackブログでは「パーティション分割されたEBSをresize2fsで拡張」と紹介されておりますが、
パーティション分割されたEBSをresize2fsで拡張 | cloudpack.media
上記の方法でうまく拡張できなかったので、ブログに書いて見ました。
ext3フォーマットのパーティションが切られていると、resize2fsコマンドのみではパーティションサイズの変更は有効にならないみたいです。

環境


CentOS(largeインスタンス)
EBS(ext3)(500GB→750GB拡張)

作業

まず下記のようにパーティションの調整を行います。
パーティションの調整を行う前に、必ずバックアップを取ることをオススメします


fdisk /dev/sdf

このディスクのシリンダ数は 97906 に設定されています。
間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合
に問題を生じうる事を確認しましょう:
1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO)
2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト
(例. DOS FDISK, OS/2 FDISK)

コマンド (m でヘルプ): d
Command (m for help): d #パーティションを削除(データは削除されません)
Command (m for help): n #パーティションを別サイズで作成し直す
Command action
e extended
p primary partition (1-4)
p                      #プライマリパーティションを指定
Partition number (1-4): 1  #sdf1 を指定
First cylinder (default 1): #始めのシリンダ(1)をデフォルトで選択するためエンターキー(改行キー)を押す
Using default value 1
Last cylinder, +cylinders or +size{K,M,G} (default ):
Using default value ***  #最後(最大)シリンダをデフォルトで選択するため、エンターキーを押す。 
Command (m for help): w   #保存
The partition table has been altered!

ext3からext2に変更します


tune2fs -O ^has_journal /dev/sdf1

そしてファイルシステムをチェックします


e2fsck -f /dev/sdf1
Pass 1: Checking inodes, blocks, and sizes
Pass 2: Checking directory structure
Pass 3: Checking directory connectivity
Pass 4: Checking reference counts
Pass 5: Checking group summary information
/dev/sdf1: ***/*** files (1.0% non-contiguous), 115148789/131070310 blocks

resize2fsコマンドで、ファイルシステムのサイズを変更します。


resize2fs /dev/sdf1

ext2からext3に変更します


tune2fs -j /dev/sdf1

マウントして容量確認


mount /dev/sdf1 /mnt/
df -h
Filesystem サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/sda1 7.9G 4.3G 3.3G 57% /
/dev/sdf1 739G 432G 277G 61% /mnt

はい、無事うまくいきやした。
fsckに超時間かかった・・・
パーティション切らないで、直接mkfsしたほうが拡張しやすいけどなー。
もう切っちゃったんだよなwww。